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熊本と大分の県境あたり、山あいの細い道を抜けた先にひっそりと佇む温泉街がある。杖立温泉(つえたておんせん)は、派手な観光地とは正反対の、いわゆる「知る人ぞ知る」タイプの温泉地。昭和レトロな雰囲気がそのまま残っていて、初めて訪れた人は「こんな場所がまだあったのか」と驚くことが多い。
ただ、情報が少ないのが正直なところ悩ましい。「杖立温泉って何があるの?」「周辺で観光できる場所は?」「夏に行っても楽しめる?」——こうした疑問を抱えたまま、計画が止まってしまう人も少なくないはず。
今回は、杖立温泉の見どころを5つに絞って紹介しつつ、周辺の観光スポットや夏ならではの過ごし方まで、旅の計画に必要な情報をひと通りまとめた。温泉初心者の方も、リピーターで新しい楽しみ方を探している方も、ぜひ参考にしてみてほしい。ちなみに今は楽天お買い物マラソン開催中(7月11日01:59まで)なので、旅の準備グッズをまとめて揃えるならこのタイミングが狙い目。
杖立温泉とは?熊本・大分県境の歴史ある湯治場
約1,800年の歴史と「湯に杖を立てた」伝説
杖立温泉の歴史はとにかく古い。開湯はなんと約1,800年前、応神天皇の時代まで遡ると伝えられている。名前の由来は「杖をついてやってきた病人が、湯に浸かって帰るときには杖が不要になった(=杖を立てて置いていった)」という言い伝えから。実際、湯治場としての歴史が長く、かつては九州各地から療養目的で人が集まっていた。
泉質は弱アルカリ性のナトリウム塩化物泉で、源泉温度は約98〜100度とかなり高温。肌あたりが柔らかく、湯上がりの肌がしっとりするのが特徴で、「美肌の湯」とも呼ばれている。
アクセスと所要時間の目安
杖立温泉は熊本県阿蘇郡小国町に位置している。主要都市からのアクセスをまとめると以下の通り。
- 福岡市内から:車で約2時間(大分自動車道・日田IC経由)
- 熊本市内から:車で約1時間40分(ミルクロード経由で阿蘇を抜けるルートも人気)
- 大分市内から:車で約1時間30分
- 最寄りバス停:杖立温泉(日田バスターミナルから路線バスあり、約50分)
車なしでも行ける?
公共交通機関だけでもアクセスは可能だが、本数が限られるため事前に時刻表の確認は必須。レンタカーがあると周辺観光の自由度が格段に上がるので、可能であれば車移動がおすすめ。日田駅や阿蘇くまもと空港周辺でレンタカーを借りるのがスムーズ。
杖立温泉で外せない見どころ5選
1. 蒸し湯体験——温泉街ならではの天然サウナ
杖立温泉で絶対に体験してほしいのが「蒸し湯」。高温の源泉から立ち上る蒸気を利用した、いわば天然のスチームサウナのようなもの。温泉街の中にいくつか蒸し湯スポットがあり、宿泊者なら無料で利用できる場所もある。
一般的なサウナと違って蒸気に温泉成分が含まれているので、肌への効果が期待できるのがポイント。息苦しさも少なく、サウナが苦手な人でも比較的入りやすい。滞在時間は10〜15分程度が目安で、出た後の外気浴がまた気持ちいい。
2. 背戸屋(せどや)めぐり——迷路のような路地裏散歩
「背戸屋」とは、旅館や民家の裏手をつなぐ細い路地のこと。杖立温泉では、この背戸屋が温泉街全体に張り巡らされていて、まるで迷路のように入り組んでいる。
路地の途中に蒸し場があったり、昔ながらの石階段があったり、ふと見上げると湯けむりが立ち上っていたり。歩くだけで非日常感がある。所要時間は30分〜1時間程度で、散策マップは観光案内所でもらえる。写真映えするスポットも多いので、カメラを持って歩くのがおすすめ。
3. 杖立プリンと温泉蒸しグルメ
杖立温泉のご当地スイーツといえば「杖立プリン」。温泉の蒸気で蒸し上げたプリンで、複数の旅館や店舗がそれぞれオリジナルのレシピで提供している。
食べ比べしている観光客も多く、SNSでも「杖立プリン巡り」の投稿をよく見かける。1個あたり300〜500円程度。プリン以外にも、温泉蒸気を使った蒸し料理(蒸し鶏、蒸し野菜など)を楽しめる宿もある。温泉の高温蒸気で調理するので、素材のうまみがしっかり閉じ込められるのが特徴。
4. 杖立温泉鯉のぼり祭り(4〜5月)
杖立温泉で最も有名なイベントが、毎年4月〜5月上旬に開催される鯉のぼり祭り。杖立川の上空に約3,500匹もの鯉のぼりが吊るされる光景は圧巻で、この時期だけは普段静かな温泉街が多くの観光客で賑わう。
夏の訪問だと残念ながら鯉のぼりは見られないが、知っておいて損はない情報。春の九州旅行を計画するなら、ぜひ候補に入れてみてほしい。
5. 共同浴場と足湯めぐり
温泉街には複数の共同浴場と足湯がある。特に「御前湯」は地元の人も通う共同浴場で、入浴料は大人300円程度とリーズナブル。観光客も利用できるので、日帰りで立ち寄るだけでも杖立の湯を楽しめる。
足湯は無料で利用できるスポットもあり、散策の途中にふらっと立ち寄れる。タオルだけ持参しておくと安心。
夏の杖立温泉——暑い時期ならではの楽しみ方
杖立川での川遊びと涼スポット
「夏に温泉?暑くない?」と思うかもしれないが、杖立温泉は標高約300mの山間部にあるため、市街地と比べると気温は2〜3度低い。とはいえ涼しいとまでは言えないので、日中は川沿いで過ごすのが正解。
杖立川は水がきれいで、浅瀬では子どもの水遊びもできる。川のせせらぎを聞きながら足を浸すだけでもかなり涼しい。夕方以降に温泉に入って、浴衣で夜の温泉街を歩く——この流れが夏の杖立の鉄板プラン。
浴衣で夕涼み散歩と夜の温泉街
日が落ちてからの杖立温泉は、昼間とはまた違う雰囲気になる。街灯に照らされた背戸屋、立ち上る湯けむり、川のせせらぎ。宿で浴衣を借りて、のんびり歩くだけで旅情がある。
正直、夜の娯楽が充実しているタイプの温泉地ではない。でも、それがいい。スマホを置いて、ただ静かな時間を過ごす。そういう贅沢ができる場所は、意外と少なくなっている。
夏旅の持ち物チェックリスト
夏の杖立温泉を快適に過ごすために、以下のアイテムは忘れずに。
- 速乾タオル(蒸し湯や足湯巡りで何度も使う)
- 虫除けスプレー(山間部なので蚊が多い)
- ウォーターシューズ(川遊びをするなら必須)
- 日焼け止め(山の紫外線は意外と強い)
- 小さめのクーラーバッグ(杖立プリンの持ち帰りに便利)
杖立温泉から足を延ばす周辺観光スポット
黒川温泉(車で約30分)
杖立温泉とセットで訪れる人が多いのが黒川温泉。全国的な知名度も高く、「入湯手形」(1,300円で3か所の露天風呂に入れる)を使った湯めぐりが人気。杖立温泉のひなびた雰囲気と、黒川温泉の洗練された雰囲気を両方味わえるのは、このエリアならでは。
黒川温泉周辺の熊本のおすすめ温泉まとめも参考になるので、あわせてチェックしてみてほしい。
鍋ヶ滝(車で約20分)
CMのロケ地にもなった鍋ヶ滝は、滝の裏側に回り込めることで有名。幅約20m、落差約10mの滝をカーテンのように裏から眺められる体験は、ここでしかできない。夏場は天然のミストで涼しく、避暑スポットとしても優秀。
入園料は大人300円。2026年現在、事前予約制になっているので、訪問前に小国町の公式サイトで予約しておくこと。
鍋ヶ滝の予約について
繁忙期(GW・夏休み・紅葉シーズン)は予約が埋まりやすいので、旅行日程が決まったら早めに予約するのがベター。特に土日は1〜2週間前には満枠になることも。平日なら比較的取りやすい。
大観峰と阿蘇エリア(車で約40分)
阿蘇五岳を一望できる展望スポット大観峰は、杖立温泉から車で約40分。条件が揃えば雲海も見られる絶景ポイントで、早朝に訪れるのがベスト。
阿蘇エリアまで足を延ばすなら、草千里ヶ浜や阿蘇中岳の火口見学もおすすめ。ただし火山活動の状況によっては火口見学が規制される場合があるので、事前に阿蘇の夏ドライブスポットの情報を確認しておくと安心。1日あれば杖立温泉+阿蘇の主要スポットを回れるが、ゆっくり楽しむなら2日に分けるのが現実的。
わいた温泉郷・岳の湯(車で約15分)
あまり知られていないが、杖立温泉から車で15分ほどのわいた温泉郷も穴場として見逃せない。特に「岳の湯」地区は、地面のいたるところから蒸気が噴き出していて、集落全体がもくもくと湯けむりに包まれている。地獄蒸しの体験施設もあり、自分で食材を蒸して食べることができる。
1泊2日モデルプラン——夏の杖立温泉を満喫するルート
1日目:杖立温泉をじっくり堪能
- 11:00 杖立温泉到着、観光案内所で散策マップを入手
- 11:30 背戸屋めぐり&蒸し湯体験
- 13:00 杖立プリンの食べ比べランチ
- 14:30 杖立川で川遊び&足湯
- 16:00 宿にチェックイン、温泉でゆっくり
- 18:30 夕食後、浴衣で夕涼み散歩
2日目:周辺観光をプラス
- 8:00 早朝に大観峰で朝日&雲海を狙う(※天候次第)
- 10:00 鍋ヶ滝を見学
- 11:30 わいた温泉郷で地獄蒸し体験ランチ
- 13:30 黒川温泉で入湯手形を使った湯めぐり
- 16:00 帰路へ
このプランなら、杖立温泉の雰囲気をしっかり味わいつつ、周辺の見どころも効率よく回れる。もちろん2泊3日にして、もう少しゆったりしたペースで過ごすのもあり。九州の夏旅プランまとめも参考にしてみてほしい。
夏の温泉旅に持っていきたいアイテム
速乾タオルセット
蒸し湯、足湯、共同浴場と、杖立温泉では1日に何度もタオルを使う場面がある。普通のタオルだとすぐにびしょびしょになって不快だが、速乾タオルなら絞ればすぐに乾くので、1〜2枚あれば1日中快適に使い回せる。コンパクトに畳めるので、荷物を増やしたくない旅行にも向いている。
カラーやサイズのバリエーションは商品ページで確認してみてください。
携帯用虫除けグッズ
山間部の温泉地は緑が多い分、夏場は蚊やブヨが出る。特に川沿いや背戸屋の散策中は刺されやすいので、携帯できる虫除けグッズは必須。スプレータイプよりも、リングやシールタイプの方が塗り直しの手間がなくて楽という声が口コミでも多い。
まとめ買いで送料無料になるショップも多いので、ぜひチェックしてみてください。
ウォーターシューズ
杖立川で川遊びをするなら、ウォーターシューズはあった方がいい。川底の石で足を切るリスクがあるし、普通のサンダルだと滑りやすい。最近はデザインもおしゃれなものが増えていて、街歩きにもそのまま使えるタイプが人気。1足あると海やプールでも使い回せるので、夏のレジャー全般で活躍する。
楽天の商品ページでは実際の購入者レビューも確認できます。
温泉コスメ・スキンケアセット
杖立温泉の弱アルカリ性の湯は肌に優しいとはいえ、何度も入浴すると肌が乾燥しやすくなる。特に蒸し湯の後は毛穴が開いている状態なので、すぐに保湿するのがベスト。旅行用のミニサイズのスキンケアセットを1つ持っておくと、温泉上がりのケアがスムーズにできる。
口コミ評価の高い商品が見つかるので、レビューを参考に選んでみてください。
お買い物マラソン活用のコツ
現在開催中の楽天お買い物マラソン(7月11日01:59まで)では、複数ショップでの買いまわりでポイントが最大10倍に。旅行グッズはこまごまと必要なものが多いので、まとめ買いするとポイント還元率がどんどん上がってお得。速乾タオル、虫除け、ウォーターシューズなど別々のショップで買えば、それだけで3ショップ達成になる。
セール期間中はポイント還元率がUP
気になる商品があれば、セール中のお買い物がお得です。エントリーを忘れずにチェックしましょう。
まとめ
- 杖立温泉は約1,800年の歴史を持つ熊本県小国町の温泉地。蒸し湯や背戸屋めぐりなど、ここでしかできない体験がある
- 夏の過ごし方は、日中は川遊びや散策、夕方以降に温泉と浴衣散歩が定番
- 周辺観光は黒川温泉・鍋ヶ滝・大観峰・わいた温泉郷が車で15〜40分圏内にあり、1泊2日で十分回れる
- 杖立プリンの食べ比べは外せないグルメ体験
- 速乾タオルや虫除けなど、山間部の温泉地ならではの持ち物準備をしておくと快適度が段違い
杖立温泉は、にぎやかな観光地に疲れた人にこそ訪れてほしい場所。派手さはないけれど、湯けむりと川の音に包まれて過ごす時間には、他では得られない静かな満足感がある。旅の準備グッズは楽天お買い物マラソン中の今がまとめ買いのチャンス。気になるアイテムがあれば、セール期間中に早めにチェックしてみてほしい。
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