浅草デートプラン完全ガイド|食べ歩き・穴場・ライトアップ

おでかけ

雷門の前で待ち合わせ、その先どうする?

「浅草デートしよう」と決めたはいいものの、雷門で写真を撮ったあと何をするか、意外とノープランになりがち。仲見世通りをなんとなく歩いて、人形焼きを買って、それで終わり——そんな経験がある人も多いはず。

でも実は浅草って、朝から夜まで丸1日遊べるポテンシャルがあるエリア。裏路地のカフェ、隅田川沿いの散歩道、そして日が暮れてからのライトアップまで、時間帯ごとにまったく違う顔を見せてくれます。

今回は、浅草デートを時間帯別に分けて、食べ歩きグルメ・穴場スポット・夜の楽しみ方まで、実際に回れるルートとして組み立てました。「次の週末、浅草行こうか」と言えるくらい具体的な内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。

午前中スタートがおすすめな理由

混雑を避けるなら10時前に到着

浅草は観光客が非常に多いエリアで、特に仲見世通りは土日の昼過ぎになると身動きが取れないほど混みます。正直、人混みの中を歩くだけでデートの体力を消耗してしまう。

10時前に着けば、雷門の前でゆっくり写真が撮れるし、仲見世の店も開き始めたタイミングで空いている状態を楽しめます。浅草寺の境内も朝の空気が気持ちよく、お参りも落ち着いてできるのでデートの雰囲気づくりには断然午前中がベスト。

アクセスと待ち合わせ場所

東京メトロ銀座線「浅草駅」1番出口を出ると、目の前が雷門。都営浅草線からもアクセスできますが、銀座線のほうが地上に出たときの「浅草に来た感」があっておすすめです。つくばエクスプレス浅草駅は少し離れた場所に出るので、初めて来る人と待ち合わせるなら銀座線側を指定しておくと安心。

ちなみに、雷門の大提灯の真下は写真スポットとして常に人が集まっているので、待ち合わせ場所としてはやや使いづらい。浅草文化観光センター(雷門の向かいにある8階建てのビル)の1階ロビーのほうが、屋根もあって落ち着いて合流できます。

食べ歩きグルメ——仲見世通りとその周辺

定番だけど外せない3店

仲見世通りの食べ歩きは、定番と言われつつもやっぱり楽しい。特にデートなら「一つ買ってふたりで分ける」スタイルが自然で、会話のきっかけにもなります。

浅草きびだんご あづまは、1本約100円という価格で江戸時代のきびだんごを再現した甘味処。小さなだんごが5本セットで出てくるので、シェアしやすい。冷やし抹茶との組み合わせが特に人気です。

浅草メンチは、行列ができることも多い揚げたてメンチカツの店。1個約250円で、外はサクサク・中はジューシー。並んでいる間に「どっちが先に食べる?」なんて、些細なやりとりがデートっぽくていい。

舟和の芋ようかんソフトも見逃せない。芋ようかんで有名な舟和が出しているソフトクリームで、素朴な甘さがくどくない。食べ歩きの締めにちょうどいいバランスです。

裏路地に隠れた穴場グルメ

仲見世通りを外れると、観光客がぐっと減って地元の人が通うような店が現れます。

伝法院通り沿いにある「浅草花月堂」のジャンボめろんぱんは、直径約15cmという驚きのサイズ。外側のクッキー生地がパリパリで、焼きたてを頬張ると幸せな気分になれます。1個220円前後とコスパも良い。

もう少し足を伸ばすなら、言問通り方面にある小さな喫茶店やベーカリーもチェックしてみて。SNSで話題になっている「フルーツパーラーゴトー」のフルーツパフェは、季節ごとに内容が変わるので何度行っても新鮮です。ただし席数が少ないため、14時以降は待ち時間が発生しやすい点だけ注意。

食べ歩きのマナーについて

浅草エリアでは近年、歩きながらの飲食を控えるよう呼びかけが強化されています。購入した店の前やベンチで立ち止まって食べるのが基本マナー。仲見世通りにはところどころ休憩スペースがあるので、活用しましょう。

デートにおすすめの食べ歩きアイテム

食べ歩きデートで地味に困るのが、手や口の汚れ。ウェットティッシュやハンカチは必須ですが、おしゃれに持ち歩けるアイテムがあると好印象です。

浅草寺周辺の見どころを巡る

浅草寺はお参り+αで楽しむ

浅草寺の本堂でお参りを済ませたら、そのまま帰ってしまうのはもったいない。おみくじを引くのは定番として、意外と見落とされているのが五重塔影向堂(ようごうどう)。五重塔は2017年に改修が完了していて、近くで見上げると迫力があります。

影向堂では御朱印をいただけるので、御朱印帳を持参すると特別感のあるデートの記念になります。御朱印は300円〜500円程度。

浅草神社で縁結び祈願

浅草寺のすぐ隣にある浅草神社は、三社祭で有名ですが、普段は比較的静かで落ち着いた雰囲気。カップルで参拝するなら、こちらのほうがゆっくりできるかもしれません。

恋愛成就・良縁祈願のお守りも授与されていて、デートの記念にペアで持つのもあり。お守りのデザインが和モダンで可愛らしいので、もらって嬉しいタイプのアイテムです。

伝法院庭園——期間限定の隠れ名所

浅草寺の境内にある伝法院の庭園は、通常非公開ですが春と秋に特別公開されることがあります。回遊式庭園で、五重塔を借景にした眺めが見事。公開時期は浅草寺の公式サイトで告知されるので、タイミングが合えばぜひ。

公開期間中でも知名度が低いため混雑しにくく、静かに庭を眺められる穴場中の穴場です。

御朱印帳を持っていくなら

せっかくの浅草デートで御朱印巡りをするなら、ちょっと良い御朱印帳を用意しておくとテンションが上がります。最近は和柄だけでなく、シンプルでモダンなデザインのものも増えています。

午後は隅田川沿いをのんびり散歩

吾妻橋〜言問橋の散歩コース

食べ歩きとお参りで午前中を過ごしたら、午後は少しペースを落として隅田川沿いへ。吾妻橋から言問橋にかけての遊歩道は整備されていて、約1kmほどの距離をゆっくり歩けます。

途中、東京スカイツリーがきれいに見えるポイントがいくつかあって、ここでの写真撮影はデートの定番。川風が気持ちいい季節なら、ベンチに座ってぼーっとするだけでも十分楽しい時間になります。

春なら隅田公園の桜並木、夏は隅田川花火大会、秋は紅葉と、季節ごとの見どころもあるのがこのエリアの強み。

隅田公園でひと休み

隅田公園は台東区側と墨田区側に分かれていますが、デートで使いやすいのは台東区側。浅草寺から徒歩5分ほどで着きます。

広い芝生エリアがあるので、カフェでテイクアウトしたドリンクを持ってきてピクニック気分で休憩するのもおすすめ。で、実際どうかというと、ここで30分くらいのんびりする時間を挟むだけで、午後からの体力がだいぶ違います。デートって意外と歩くので、こういう「座って話す時間」が大事。

散歩デートの持ち物にあると便利

隅田川沿いは日差しを遮るものが少ないので、春〜秋はUV対策が必須。折りたたみの日傘があると、ふたりで入れるサイズなら距離も縮まって一石二鳥です。

夕方〜夜のライトアップを満喫

浅草寺のライトアップは日没から23時まで

ここが浅草デートの本番と言ってもいいかもしれません。

浅草寺は毎日日没から23時頃まで、本堂・五重塔・宝蔵門・雷門がライトアップされます。昼間の賑やかな雰囲気とは一変して、オレンジ色の光に照らされた建物が幻想的な空間を作り出します。特に五重塔のライトアップは息をのむ美しさで、写真映えも抜群。

20時を過ぎると観光客がかなり減るので、雷門の前でふたりきりの写真を撮ることも可能になります。昼間は人が多すぎて撮れなかったアングルも、夜なら余裕。

仲見世通りのシャッターアートも見逃さないで

仲見世通りの各店舗は17時頃に閉まりますが、シャッターが下りたあとに現れるのがシャッターアート。江戸の風物詩や浅草の歴史を描いた絵がシャッターに描かれていて、これが見られるのは閉店後だけ。

意外と知らない人が多くて、「え、こんなのあるの?」という反応になることが多い隠れスポットです。昼間に通った同じ道が全く違う雰囲気になるので、わざわざ戻る価値あり。

スカイツリーの夜景とセットで

吾妻橋から見る東京スカイツリーの夜景は、浅草デートのクライマックスにふさわしい眺め。スカイツリーは日によってライティングの色が変わり、「粋」(水色)と「雅」(紫)の2パターンが基本。特別ライティングの日に当たるとラッキーです。

橋の上は風が強いことがあるので、薄手のストールやカーディガンがあると安心。ここでの時間を長めに取って、夜景を眺めながらゆっくり話すのが個人的に推したい過ごし方です。

夜の浅草で注意したいこと

ライトアップは23時頃まで楽しめますが、飲食店は20〜21時に閉まる店が多いです。ディナーを浅草で取る予定なら、19時頃には店に入っておくのが無難。また、浅草寺境内は夜間も開放されていますが、一部暗い場所もあるので足元に気をつけてください。

ディナーはどこで食べる?

老舗の和食でしっかりディナー

浅草には創業100年を超える老舗が数多くあります。デートのディナーで間違いないのは、天ぷらかすき焼き。

天ぷら「大黒家天麩羅」は明治20年創業の老舗で、ごま油で揚げた濃いめの天ぷらが特徴。えび天丼が看板メニューで、丼からはみ出すエビのインパクトは一見の価値あり。予算はひとり2,000〜3,000円程度。ただし行列必至なので、17時の開店直後を狙うのがコツです。

すき焼き「今半本店」は、少し予算を上げて特別感を出したいときに。ランチなら4,000円台からありますが、ディナーは8,000円〜が目安。とはいえ、目の前で仲居さんが調理してくれるスタイルは、ふたりの思い出に残る体験になるはず。

カジュアルに楽しむなら

もう少し気軽に食事をしたいなら、ホッピー通り(正式名称は「浅草西参道商店街」の一角)へ。もつ煮やホッピーを出す大衆居酒屋が並んでいて、観光客と地元の人が入り混じる独特の活気があります。

「浅草に来たけど、かしこまった店はちょっと」というカップルにはこちらが合うかもしれません。予算はふたりで5,000円もあれば十分楽しめます。

デート向きの個室があるお店を探すなら

浅草周辺で個室ディナーを探すなら、事前予約が鉄則。特に週末は人気店がすぐに埋まるので、2週間前くらいにはおさえておきたいところです。レストラン予約サイトで「浅草 個室 デート」で検索すると選択肢が出てきます。

デートをもっと楽しくするアイテム

着物レンタルで浅草の雰囲気を倍増

浅草デートで一度は試してほしいのが、着物レンタル。カップルプランを用意している店が多く、着付け込みでふたりで8,000〜12,000円が相場。朝10時頃に着付けてもらって夕方17時頃に返却するプランが一般的です。

着物を着ていると仲見世通りや浅草寺での写真の映え方が段違い。ただし、着慣れていないと歩きにくいので、午後の隅田川散歩は少し大変かもしれません。午前中の食べ歩き〜浅草寺エリアを着物で回って、午後は着替えてから散歩に出る、というのも一つの手です。

カメラ・撮影グッズ

浅草はフォトスポットだらけなので、スマホ用の三脚やセルフィースティックがあると便利。特にライトアップの夜景をきれいに撮りたいなら、手ブレ防止のためにスマホ三脚は持っておいて損なし。最近は手のひらサイズで持ち運びやすいものが増えています。

歩き疲れ対策のインソール

浅草デートは1日で10,000歩以上歩くことも珍しくありません。おしゃれな靴で行きたい気持ちはわかるけれど、足が痛くなるとデートの後半がつらくなる。薄型のクッションインソールを靴に入れておくだけで、疲労感がかなり変わります。

モデルコース(所要時間の目安)

10:00 浅草駅到着 → 10:15 雷門・仲見世通り食べ歩き(約1時間)→ 11:30 浅草寺・浅草神社参拝(約45分)→ 12:30 ランチ(約1時間)→ 14:00 隅田川沿い散歩・隅田公園(約1時間)→ 15:30 カフェ休憩(約45分)→ 17:00 仲見世シャッターアート見学 → 17:30 浅草寺ライトアップ → 18:30 ディナー → 20:30 吾妻橋からスカイツリー夜景

まとめ

  • 浅草デートは午前10時前スタートが混雑回避のカギ
  • 仲見世通りの食べ歩きは、定番店に加えて裏路地の穴場グルメもチェック
  • 浅草寺のおみくじ・御朱印、浅草神社の縁結びお守りなど記念になる体験を組み込む
  • 午後は隅田川沿いの散歩でリラックスする時間を確保
  • 日没後のライトアップシャッターアートが浅草デートの真骨頂
  • ディナーは老舗和食 or ホッピー通りのカジュアル居酒屋、予算と雰囲気で選ぶ

浅草は「定番の観光地」というイメージが強いけれど、時間帯を変えるだけで全く違う表情を見せてくれる街。特に夜のライトアップは、昼間とのギャップに驚くはずです。次のデートの行き先に迷ったら、まずは雷門の前で待ち合わせてみてください。きっと、思っていた以上に充実した1日になります。

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